中日・ビシエドは「3・26」開幕に照準 フリー打撃を再開し、らしさ全開の柵越え4本

[ 2021年2月9日 05:30 ]

ケガ明け後、初のフリー打撃を終え笑顔の中日・ビシエド(左)(撮影・椎名 航)
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 昨年10月に左肩を脱臼した中日・ビシエドが2軍・読谷キャンプで故障後、初めてフリー打撃を再開。45スイングで4本の柵越えを放ち、開幕に間に合うことを強調した。

 「久しぶりだったので打ち始めは違和感があったけど、打っていてだんだん、気持ち良くなってきた。満足」

 32スイング目、弾丸ライナーが左翼席に突き刺さると、スイッチオンだ。ビシエドらしいラインドライブのかかった打球が飛び、残り13スイングで3本のアーチをかけた。

 すでに一塁でノックも受けて、スローイングも行っており守備は問題なし。具体的な実戦復帰の日程は決まっていないが「3月26日にちゃんと照準を合わしているよ」と開幕戦へ逆算し、調整を進める。

 見守った仁村2軍監督は、自身も現役時代に左肩を脱臼した経験から「左肘のたたみ方が良くなるはずなので、内角のさばき方がよくなる。今年は打ちそうな気がする」とけがの功名に期待。今月下旬にも1軍に合流させる方針を明かした。

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2021年2月9日のニュース