楽天・浅村 打倒ソフトバンクへ苦手克服の鍵は「無心」

[ 2021年1月16日 05:30 ]

自主トレを公開した楽天・浅村(球団提供)
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 楽天・浅村が「天敵」へのリベンジを誓った。愛媛県内で自主トレを公開。この時期は例年同様にキャンプに向け徹底的に体幹を鍛えている30歳は、今季から石井新監督が指揮を執るとあり「監督を胴上げしたい」と宣言した。

 球界屈指の強打者も西武から楽天に移籍した19年以降は、宿敵ソフトバンクとの相性が極めて悪い。19年は打率・163、1本塁打で20年は・186、3本塁打。「ソフトバンク戦で力を出せず、それがチーム成績に影響した」と自覚もある。

 苦手克服の鍵は「無心」。「考えすぎずにシンプルに打席に立つ。良い投手がそろっているので、配球とか考え過ぎて思ったようにバットが出なかった」と言う。その反省から、今季は本能で目の前の投手を打ち砕くつもりだ。

 チームとしてもソフトバンクには5年連続で負け越しており「どのチームにも勝ち越すことが大事。苦手なチームをつくると順位に関わってくる」と浅村。8年ぶりのリーグ優勝へ、昨季の本塁打王は雪辱に燃えている。(重光 晋太郎)

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