ソフトバンク・栗原 三塁定位置獲り、松田に“挑戦状”

[ 2021年1月16日 05:30 ]

打撃練習する栗原
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 ソフトバンク・栗原が松田に“挑戦状”を叩きつけた。長崎市内で行っている中村晃、柳町らとの自主トレを15日、公開。三塁手挑戦を明言した。

 「スタートラインにも立てていないが、もっともっとレベルアップしたい」。昨季は捕手登録ながら主に外野手、一塁手で118試合に出場。日本シリーズではMVPに輝きブレークした男が松田の牙城、三塁の定位置を獲りにいく。

 この日、三塁で46本のノックを黙々と受け、足の運びや捕球姿勢を入念に確認した。セーフティーバントの処理に「慣れない動きなので、打球への入り方が一番難しい」と三塁手特有の体の使い方を課題に挙げた。

 昨年4月のコロナ禍による自粛期間中に守備職人、今宮にグラブをおねだり。野球人生初の三塁手転向に向けて「小さいグラブなので練習になる」と6日から始まった合同自主トレで愛用している。

 昨年12月中旬、本多1軍内野守備走塁コーチから、春季キャンプから三塁手をやれと伝えられ、「びっくりしました」と振り返る。それでもフルイニング出場&打率3割の目標達成のためにも、「幅が広がる」と出場機会を増やす絶好のチャンスと考えている。未経験の新ポジションで定位置獲りへ。マルチプレーヤーが闘志を燃やす。(福井 亮太)

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2021年1月16日のニュース