日本ハム　投打かみ合わず今季ワースト借金8　栗山監督、4失点杉浦に「悪いわけじゃないけど…」

パ・リーグ   日本ハム4―6オリックス （ 2020年10月9日    札幌D ）

＜日・オ＞4回無死、杉本に本塁打を打たれた杉浦（撮影・高橋茂夫）
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　日本ハムは2連敗で今季ワーストの借金8となった。先発・杉浦が6回4失点の乱調。過去3試合は全てクオリティースタート（6回以上、自責点3以下）を達成するなど安定していた右腕について、栗山監督は「悪いわけじゃないけど、本当のスギらしさはもっといいボール」と振り返った。

　6回に近藤の5号2ランで2点差に迫ったが、9回に4番手・秋吉が2ランを被弾した。最終回に大田、代打・清宮の適時打で再び2点を返したが、投打がかみ合わなかった。

　4年目・郡を左翼で今季初先発させるなどてこ入れを図ったが、勝利にはつながらず。最下位・オリックスに4・5ゲーム差に迫られた栗山監督は「田嶋の状態が凄くよかった中で、終盤に勝ち切れなかった。そういう試合を取れるかどうかが、一つの課題」と厳しい表情で振り返った。