阪神・藤原オーナー、揚塩球団社長辞任を「これはもうやむないと思い」承諾

[ 2020年10月9日 18:00 ]

阪神の藤原崇起オーナー
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 阪神の藤原崇起オーナー(68)が9日、阪神電鉄本社で取材に応じ、揚塩球団社長の辞任を承諾したことを明かした。

 「いろいろ考えたけれど辞任したいという話を受けました。彼はかなり一途でずっとやるというタイプです。その中で辞任したいということでございましたから、いろいろ話はしましたけれど、これはもうやむないと思い承認いたしました」

 一連の球団のコロナ騒動の中でも継続的に話し合っていたといい、辞任の申し出の時期については「具体的にそれに至ったというのははっきりとは覚えてませんけども。いつでも、いろんなことが起こる度にそういう思いを聞いておりました」と話した。3月、9月と2度に渡って球団内で感染者を出したことには「3月にああいうことになって、本当にファンのみなさん、これから開幕していこうというところで申し訳ないと思いました」と改めて謝罪した。

 球団フロントの監督責任も問われる事態だけに「気の緩みというのですかね、そういうのもあったのかなと。チームのいろんな仕事をしている人たちが、みんな自分の役割というものを再確認してもらうように、強く要請したいと思います。そうでないと、ファンのみなさんの声援に応えていけないんじゃないか。そのように思っているところでございます」と強調。揚塩社長の後任人事については「12月1日までには決めますけど、今から考えますので。このチームの状況、阪神球団としての状況もございますので、それも含めてしっかりと考えたい」とした。

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2020年10月9日のニュース