【秋山と一問一答】2得点&サヨナラの生還、盗塁もマーク「厄介だなと思わせられれば」

[ 2020年9月3日 13:03 ]

ナ・リーグ   レッズ4―3カージナルス ( 2020年9月2日    シンシナティ )

サヨナラのホームを踏み、笑顔でガッツポーズをするレッズ・秋山(AP)
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 レッズの秋山翔吾外野手(32)が2日(日本時間3日)、本拠地・シンシナティでのカージナルス戦に「8番・左翼」で先発出場、初の1試合2得点を記録しサヨナラのホームを踏んだ。この日は2打数1安打1打点、2四死球1盗塁で打率は・196となった。

 以下、秋山との試合後の主な一問一答。

 ――2回の適時打を振り返り。
 「あそこで点が取れないと、昨日、一昨日みたいにずるずる行くだろうなというのがあった。自分が逆の立場だったら何とかして欲しいと思うし、あそこで1本出て、同点になったのは良かった」

 ――エンゼルスから外野手グッドウィンが加入したことについて。
 「監督に聞いてください。使うのは監督なんで。使わせられるかどうかというのを、開幕からずっと言ってますし、グッドウィンが入ってきただけじゃなくても、逆にここに至るまでいろんな選手が外野を守ってきたのもわかっていますし、その中でどういう経緯で残っているかはいろんなもの、契約の問題であったり、結果の問題もあるのはわかってます。良い選手がまた入ってきてチームとしてはチーム力が上がったということだと思うし。自分でも今まで以上にということはないですね。今までもそのつもりでやってきたので、これは最後まで変わらずに、どういうふうに試合に出ていくかは今日みたいな働きが開幕からできていれば、良かったのはわかっているし、それができなかったからこういう形というか。足りないところを補うのが補強なので、来季を見据えるチームもありますけど、レッズとしては最後まで戦う中で、今日のような勝ちを拾っていけるような中で、活躍できればいいかなと、引き続き考えてやります」

 ――適時打の後、捕手モリーナ相手にいきなり走った。
 「スタートはあまり良くなかったんですけど、ああいう形も見せていく。成功していくことがプラスになる。いろんなことが噛み合って成功になったかなと」

 ――2打席目に死球で出塁した時、次打者に2球続けて直球が続き本塁打が生まれた。
 「もっと塁に出ている回数が増えてくれば、相手も、走ってくるランナーなのか、どうなのかが、逆に牽制が多くなる可能性もあるし。走らないぞと思えば、牽制してこないケースもある。塁に出る数がそんなに多くないというところで、向こうが考えすぎてくれるところももちろんある。出ていく中でもやっぱり走ってくるなと。数であり。フェイクであったり、ベースランニングそうですけど、こいつはちょっと厄介だなと思わせられれば。僕の役割としては良いと思うし、今日はタッカーが仕留めてくれたので、そうやってストレートが多くなったんじゃないかと感じてもらえれば、僕が塁に出た意味が大きかったと感じてもらえるし。数が重なってくれば。塁に出るのが当たり前と思われるようなところが、自分としても求めているところなので。いろいなケースで、変化球を投げられてくるケースもあると思いますけどね。今日に関しては良いつながりになったかなと」

 ――初の1試合2得点。
 「言われないとわからないくらいでしたかね。塁に出る数とか、打順もそうですけど、ホームラン打っていない分だけ、人に返してもらうしかない。それが前に進む、ベースランニングであったり、盗塁だったり、出塁の数が増えれば自然と数が増えてくるので。可能性として、初めてがないと、2回目以降がないということを考えれば、前に進んだのかもしれないですけど。シーズンが37、38試合になってくるところで、初めてというのは、開幕から出ているのでは、遅いかなというのはもちろん思います」

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2020年9月3日のニュース