巨人・田口 1カ月ぶり3勝目「お久しぶりです」 原監督は「吹っ切れていい形になってくれれば」

[ 2020年9月3日 21:53 ]

セ・リーグ   巨人13―4DeNA ( 2020年9月3日    東京D )

<巨・D>投打のヒーロー松原(左)と田口(撮影・森沢裕)
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 巨人の田口麗斗投手(24)が、6回98球を投げ6安打1失点で、8月1日広島戦(東京ドーム)以来となる3勝目をマーク。自らの連敗を3で止め、チームの5連勝に貢献した。

 久々の勝利にお立ち台で「お久しぶりです」と声を上げた田口。初回に先頭の梶谷、倉本に連打され、佐野の犠飛で1点を失う立ち上がりだっただけに「初回に1点取られてしまったので、皆さんまたか、と思われたと思います…」と田口。その後は味方の大量援護もあり、無失点で6回まで投げたが、「まあ、1点で収まったのはいいんですが、先頭を出してしまうことがいくつかあったので、それは反省点で次に生かしていきたいと思います」と反省。

 この日は「変化球だけにとらわれず、真っ直ぐを投げ込むことをテーマにして臨んだ」とし「(捕手の大城)卓三さんが僕をうまく引き出してくれたので、応えようと必死で腕を振りました」とうなずいた。「ここ1カ月、チームにもそうですし、ファンの皆さんの期待を裏切ることが多かったので、きょうは野手の皆さんに助けられて、いい勝利になったと思います」と感謝。「今度は自分自身がチームを助けられるように頑張りたいと思います」と誓った。

 原監督も「まあ、本来のピッチングでできて 本人少しナーバスになっているところがあったんでしょうけど、これで吹っ切れていい形になってくれればいいと」と語った。

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