佐久長聖 2年ぶり長野県王座 エース梅野、三塁踏ませず2安打完封

[ 2020年8月10日 12:18 ]

2020年度夏季高校野球長野県大会 決勝   佐久長聖9―0飯山 ( 2020年8月10日    長野オリンピックスタジアム )

佐久長聖のエース梅野
Photo By スポニチ

 佐久長聖が飯山のプロ注目右腕・常田唯斗(3年)を鮮やかな先制パンチで攻略し、2年ぶりの長野県王座に就いた。

 初回2死から藤原太郎主将(3年)の中前打を口火にヒットエンドラン、セーフティーバントを絡めての5連打で3点を先取して主導権を握った。5回には敵失にも付け込んで4点を追加すると7回には2番手左腕からも2点を加えて大量リードを奪った。守っては今大会初先発のエース梅野峻介(3年)が巧みなけん制で一塁走者を3度刺すなど三塁を踏ませず、2安打完封した。

 今大会は3年生部員52人で臨み、準決勝までに全員ベンチ入りさせた藤原弘介監督。この日は自ら選んだ結果を出してきた20人で大一番に大勝し、「最高の3年生と厳しい状況の中でも野球ができた。最高でした」と喜びを語った。

続きを表示

2020年8月10日のニュース