DeNA・国吉 指揮官の直感に応えた決勝2点二塁打「良かった、うれしかった」

[ 2020年8月10日 22:07 ]

セ・リーグ   DeNA6―4阪神 ( 2020年8月10日    横浜 )

<D・神>お立ち台で笑顔の国吉(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAが逆転で阪神を下して3連勝を飾り、首位・巨人とのゲーム差を2に縮めた。

 同点で迎えた4回1死一、二塁から投手の国吉が右中間を破る決勝2点二塁打を放ち、その後も加点してリードを守り切った。

 国吉は4回から2番手として登板、2回2/3を3安打2失点でつないで2勝目を挙げた。

 終了後にお立ち台に立った国吉は、先発の武藤が3回1失点でマウンドを託され「絶対にいいつなぎをしてくれると思っていたので、それをまた後ろにつなぐという気持ちで投げた。3イニング目にばててしまった。次はしっかり投げ切れるようにしたい」と、6回途中での降板に悔しさをにじませた。

 4回の決勝二塁打については「坪井コーチから初球から振っていいと言われていたので、初球ストライクが来たらしっかり打とうと思って打席に入った」と、思い切りよくスイングしたのが最高の結果につながった。自身7年ぶりとなる安打と打点には「何年ぶりかのヒットだったので良かった、うれしかったです」と素直に喜んだ。この安打時とウイニングボールの2球をゲットし「どうしようかな。これから考えます」と満足げな表情を見せた。

 この活躍にラミレス監督は「非常に大きかった。直感でここはバントより打たせた方がいいというのが働いて、その通りの結果になった。(国吉は)打撃練習でホームランを結構打っている姿を見ていたので予感通りいい結果が出てうれしく思う」と活躍を称えつつ、振り返った。

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