阪神・サンズ2軍落ち 矢野監督「現状はない」 試合中に離脱

[ 2020年6月14日 05:30 ]

練習試合   阪神1―1オリックス ( 2020年6月13日    京セラD )

試合前練習でアップをするサンズ(撮影・坂田 高浩)
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 阪神のジェリー・サンズ外野手(32)の2軍降格が13日、決まった。この日の京セラドームでのオリックス戦のベンチ入りメンバーには入っていたが、試合中に離脱。16日から鳴尾浜球場での練習に合流する。

 「俺が決めていかなあかん中で、開幕ではちょっと現状はないかなというところで、本人にも伝えた。その状態でベンチにいるのは気持ちもあんまり良くないだろうし。それだったらというか、外れた方が次に迎える気持ちになるのかなというところで、外した」

 矢野監督が試合後に説明した。福留、高山らと左翼争いをしてきたが、12日の同戦では3打数3三振。外国人枠の関係もあり、断を下した。

 今季の外国人選手の出場登録枠は、特例措置で1増の5人となり、ベンチ入りは従来通りの4人。サンズの降格に伴いボーア、マルテの野手2人と中継ぎのエドワーズ、スアレスの開幕ベンチ入りが決定的となった。残り1枠を、先発のガンケルとガルシアで使いわけながら、当面は戦っていくことになりそうだ。(山添 晴治)

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2020年6月14日のニュース