阪神 05年優勝時のオーナーが死去 手塚昌利氏 矢野監督「良い報告ができるよう」

[ 2020年4月21日 14:31 ]

阪神元オーナーの手塚昌利氏
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 阪神は21日、阪神タイガース元オーナーの手塚昌利(てづか まさとし)氏が、今月18日に心不全のため神戸市内の病院にて死去したと発表した。89歳だった。葬儀、告別式はすでに執り行い、後日お別れの会を開催する予定(日時は未定)。04年11月にオーナーに就任し、翌05年に岡田監督政権のリーグ優勝をバックアップ。06年6月に退任した。

 05年優勝時、正捕手だった矢野監督は球団を通じてコメントを発表した。「突然の訃報に驚いています。手塚オーナーとは、やはり05年優勝のビールかけが一番の思い出として心に残っています」と当時を回想し、「まだ今シーズンの開幕も見えていない現状ですが、天国の手塚さんに良い報告ができるように、目の前のことに全力を尽くしていきます。故人のご冥福を心よりお祈りいたします」と続けた。
 
 ▼藤原崇起 現オーナー
 「突然の悲報に接し、痛惜の念に堪えません。オーナーとしての在任中に、岡田監督と共に05年のリーグ優勝を成し遂げられ、その後の常勝チームの礎を築いていただきました。手塚元オーナーの飽くなき勝利への意思を引き継ぎ、必ずや阪神タイガース優勝・日本一を成し遂げられるよう、チーム・フロント一丸となって戦ってまいります。心よりご冥福をお祈りいたします」

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2020年4月21日のニュース