ロッテ・鳥越ヘッド 福田の決断喜ぶ「電話をもらった時“うそだろ?まじか?”と言ってしまったよ」

[ 2019年11月26日 22:46 ]

ロッテの鳥越ヘッドコーチ
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 ロッテ・鳥越ヘッド兼内野守備走塁コーチ(48)は26日に国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ロッテ入りを決めたソフトバンク・福田秀平外野手(31)の決断を喜んだ。

 「半分以上、あきらめていた。来ないだろうと思っていたから、電話をもらった時“うそだろ?まじか?”と言ってしまったよ」

 福田によれば5回以上、電話があり「いまのロッテにはお前が必要」と口説いたというが「最初から無理強いはしていない。あまり言い過ぎたらいかんと思って、ここ数日は知らんぷりしていた」と鳥越ヘッド。最後は静かに決断を待った。

 この日「最後(の決め手)は鳥越さんの存在」と福田は一番の理由を語った。2008年に父・徹さんを亡くし、プロ野球のレベルにも慣れず、辞めようかとも考えていた福田に当時ソフトバンク2軍コーチだった鳥越ヘッドが悲しみを忘れるよう猛練習を課したことで、野球を続けられたという。

 その福田の言葉を伝え聞いた恩師は「それはうれしい限りだね。さんざん、怒って泣かせたけどハラスメントじゃなかったってことだね(笑い)」とほっとした声で言った。

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2019年11月26日のニュース