日本ハム、バーヘイゲン獲得 メジャー通算10勝右腕 栗山監督「バランスのとれた投球スタイル」

[ 2019年11月26日 10:24 ]

 日本ハムは26日、前タイガースのドリュー・バーヘイゲン投手(29)と契約合意したと発表した。

 12年ドラフト4巡目でタイガース入りし、メジャー通算127試合(先発8試合)で10勝10敗、防御率5・11。マイナー通算は115試合(先発84試合)で30勝31敗、防御率3・64。バーヘイゲンは球団を通じ「日本でプレーをするという素晴らしい機会をいただき、大変な喜びを感じています。日本の文化に関し、知人を通じ興味深い話をたくさん聞いており、今すぐにでもそちらに向かい、チームメイトに会い、北海道の空気に触れたい気持ちになりました。大勢のファイターズファンの前でマウンドに立つ光景を、今から思い描いています。感謝をいつまでも忘れることなく、チームの勝利に貢献するピッチングができるよう、精一杯頑張ります」とコメントした。

 栗山監督も球団を通じ「チームが巻き返しをはかる中、絶対的先発投手の獲得は欠かせませんでした。バーヘイゲン投手は、来季もMLB球団でローテーション入りする予定であった実力派。数ある選択肢の中から、ファイターズの一員となる決断をしてくれたことを、大変うれしく思います。最速158キロの速球、打者の胸元をえぐるシンカー、パワーカーブ、スライダー、チェンジアップと、バランスのとれた投球スタイルに期待がふくらみます。非常に研究熱心であるとも聞いており、日本の野球への順応も早いのではないでしょうか。ファイターズ投手陣を引っ張っていく可能性が極めて高い大型右腕獲得に尽力した、駐米スカウトにも感謝します」とコメントした。

 ◆ドリュー・バーヘイゲン 1990年10月22日生まれ。米テキサス州出身の29歳。12年ドラフト4巡目指名でタイガース入りし14年にメジャー初登板。メジャー通算127試合で10勝10敗0セーブ、防御率5・11。今季は22試合で4勝3敗、防御率5・90。1メートル98、104キロ。右投げ右打ち。

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