侍J、完勝でスーパーR進出へ前進! 主砲・誠也3ラン、高橋礼6回2死まで完全 最後はヤスアキ締め

[ 2019年11月6日 21:43 ]

第2回WBSCプレミア12・1次ラウンドB組第2戦   日本4―0プエルトリコ ( 2019年11月6日    台湾・桃園 )

<プレミア12 日本・プエルトリコ>勝利し、笑顔でハイタッチする日本ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 野球世界一を目指す国際大会「プレミア12」に出場中の日本代表「侍ジャパン」は6日、1次ラウンド第2戦でプエルトリコと対戦。投げては高橋礼投手(24=ソフトバンク)が6回2死までパーフェクト投球、打っては主砲・鈴木誠也外野手(25=広島)に1号3ランが飛び出すなど投打で相手を圧倒して4―0で完勝し、第1戦のベネズエラ戦に続く2連勝でスーパーラウンド進出へ大きく前進した。

 前日5日の第1戦・ベネズエラ戦では2―4で迎えた8回に一挙6点を挙げて鮮やかな逆転勝ちを飾った稲葉監督率いる侍ジャパン。第2戦は日本が誇るアンダースロー、高橋の快投で始まった。初回、最初の打者となったO・マルティネスの打球を右足のスパイク裏付近に受け(記録は三ゴロ)ヒヤリとさせたが、後続を連続で遊ゴロに仕留めて3者凡退スタートを切ると、2回以降もゴロの山を築いて着実に3者凡退を続けていった。

 3回には打線が敵失で1点先制した後に主砲・鈴木が左翼スタンド中段に飛び込む3ランを放って一挙4点を先取。強力援護を受けた高橋はその後も快投を続け、1人の走者も出さないどころか外野まで1つも打球が飛ばないパーフェクト投球で5回を投げ終えた。

 高橋は6回も先頭から2者連続で遊ゴロに仕留めてあっという間に2死としたが、18人目の打者となったJ・ゴンザレスに1ストライクから4球連続ボールで四球を与えてパーフェクトが途切れると、続く1番のO・マルティネスには1ボールからの2球目スライダーを左前に弾き返されてノーヒットノーランもならず。それでも6回1安打無失点で降板すると、その後を嘉弥真(ソフトバンク)、大竹(巨人)、山本(オリックス)とつなぎ、最後は守護神・山崎(DeNA)で無失点リレーを締めくくった。

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