ロッテのドラ2佐藤 契約金7000万円、年俸1200万円で契約合意

[ 2019年11月6日 18:59 ]

<ロッテ2位指名・佐藤(東洋大)仮契約>仮契約を終え、永野チーフスカウト(左)、福沢スカウトと手を合わせるロッテ2位指名の佐藤(中央)(撮影・久冨木 修) 
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 ロッテのドラフト2位・佐藤都志也捕手(21=東洋大)は6日、埼玉県川越市内の川越プリンスホテルで交渉し、契約金7000万円、1200万円で契約合意した。

 捕手以外に外野、一塁もこなす大学屈指の捕手は尊敬する元巨人1軍内野守備走塁コーチ・木村拓也さん(享年37)のような万能選手になると誓った。

 「木村拓也さんは(野手以外に)捕手もやっていた。チームに不可欠な存在で、すごく好きな選手でした」

 不思議な縁がある。唯一、覚えている家族旅行は11歳時の札幌。「その日、木村拓也さんが亡くなった。衝撃でした」。当時の記憶は「ホテルがきれい」しか、残っていない。だから契約金で「家族に旅行をプレゼントしたい」と改めて水入らずの時間を作る。

 大学時代は強打を生かすために外野、一塁もこなしていた佐藤は「いろいろなポジションを守り、学ぶことがあった。それは僕の強み」とにやり。木村さんのようにプロの世界でも、抜群の適応力を武器にする。

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2019年11月6日のニュース