マエケン　打者5人を“完封”好救援で白星発進に貢献「早め勝負が大事」

ナ・リーグ　地区シリーズ第1戦   ドジャース6―0ナショナルズ （ 2019年10月3日    ロサンゼルス ）

<ドジャース・ナショナルズ>7回に3番手としてマウンドに上がった前田（AP）
Photo By ＡＰ

　ドジャース・前田は3日（日本時間4日）、ナショナルズとの地区シリーズ第1戦で好救援し白星発進に貢献した。2―0の7回1死から登板。打者5人を完璧に封じた。

　「短いイニングと分かっているので、早めに勝負していくのが大事。自分有利に進められた」。19球中15球がストライクと攻めの投球で反撃の余地を与えず。その間に味方は4点を加え、零封リレーを完成させた。

　前田は17年以降、ポストシーズンに全て救援で18試合に投げ、防御率1・89。今季は2000球以上投げた先発で両リーグ7位14％の空振り率を誇り、この日も4空振りで空振り率21％だった。「初戦を獲れたことは大きい」。31年ぶりの世界一へ、好スタートを切った。（奥田秀樹通信員）

　▼ナ軍デーブ・マルティネス監督　ドジャースの投手陣は本当に素晴らしかった。何年も続けてポストシーズンに出ているわけだ。