明石商 近畿大会出場決める 接戦で神戸国際大付下す

[ 2019年10月5日 12:07 ]

2019年度秋季兵庫県高校野球大会 準決勝   明石商4―3神戸国際大付 ( 2019年10月5日    明石トーカロ )

<明石商・神戸国際大付>初回、先制打を放つ明石商・来田涼斗
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 春夏連続甲子園4強で、秋季大会2連覇中の明石商が、来春選抜選考の重要な参考資料となる近畿大会出場を決めた。狭間善徳監督は勝利の瞬間、代名詞とも言える派手なガッツポーズを繰り出し「小粒だけどつないでいけるチーム」と近畿大会を見据えた。

 初回1死三塁から「3番・中堅」の来田涼斗(2年)の中前適時打で先制。「ランナーを還すことを心がけた」。2回から4回まで小刻みに1点ずつを追加。投げては先発のエース右腕中森俊介(2年)が7回に両ふくらはぎをつるアクシデントに見舞われ、4点リードの8回に3点を返され、9回も1死満塁と絶体絶命のピンチを招いたが、1点を守り抜き完投。「自分の準備不足で迷惑をかけた」と反省したが、9三振を奪い四球はわずか1と安定感のある投球を見せた。あす6日の決勝では兵庫1位をかけてこの後行われる長田VS報徳学園の勝者と戦う。

 神戸国際大付は反撃及ばず、近畿大会出場をかけあすの3位決定戦に回る。

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2019年10月5日のニュース