中日 11安打10得点で6カードぶり勝ち越し 19歳山本が6回途中2失点で本拠初星となるプロ2勝目

[ 2019年8月25日 17:15 ]

セ・リーグ   中日10―4広島 ( 2019年8月25日    ナゴヤD )

<中・広>力投する先発の山本(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日が広島に10―4で逆転勝ちを収めて連敗を阻止。6カードぶりとなる勝ち越しを決めた。広島は2カードぶりの負け越しで貯金が3に減った。

 中日は0―2で迎えた2回、阿部が左中間スタンドへ5号ソロを放って1点差に迫ると、4回には福田、ビシエドの連続四球で築いた1死一、二塁から阿部が左翼フェンス直撃の二塁打を放って同点。さらに藤井も四球で歩いた一、二塁から大野の中犠飛で勝ち越すと、先発投手の山本も三塁手の頭を越えるプロ初安打、初打点となる適時打を放って2点をリードした。

 5回に2死二、三塁から阿部がサイクル安打王手となる右前2点適時打を放ち6―2とリードを4点に広げた中日は、6―4と2点差に迫られた直後の7回には福田が左翼ポール直撃の14号2ラン。8回にはビシエドの右中間フェンス直撃の二塁打で2点を加えて2桁得点とし、突き放した。

 先発の19歳右腕・山本は6回途中4安打2失点で7月31日の阪神戦(甲子園)以来25日ぶりとなるプロ2勝目を挙げた。4回にはプロ8打席目で初安打初打点も記録。投打に渡る活躍で本拠地初白星となった。

 広島は初回に安部の右中間三塁打で2点を先制したが、先発右腕・九里が5回途中6失点KO。7回には代打・メヒア、西川、野間の3連打などで2点を返したが、その裏に4番手の塹江が福田に2ランを被弾し、8回には塹江が危険球退場となった後で5番手・中崎も打たれて今季5度目の2桁失点となった。

続きを表示

2019年8月25日のニュース