法大キャンプ開始 ドラフト候補船曳、俊足アピール 常に盗塁狙う

[ 2019年2月15日 05:30 ]

鴨川キャンプで打撃練習に取り組む法大の船曳
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 東京六大学リーグで連覇を目指す法大が14日、千葉県鴨川市でキャンプを開始した。15日からは1日2試合の紅白戦が毎日予定され、50メートル5秒9を誇る今秋ドラフト候補の船曳は「盗塁できる時は全部走る」と俊足をアピールすることを誓った。

 1メートル83、83キロと恵まれた体格で天理(奈良)時代にはU―18代表入り。抜群の身体能力に、プロ複数球団が熱視線を注いだ逸材だ。法大進学後、一時はスタメンの座を獲得も2年秋のリーグ戦中、走塁の際に右肩を脱臼して手術。戦列を離れた。リハビリが続き、影響は昨秋まで及んだが「体の使い方や栄養学を勉強して、体を万全にできた」と前向きにとらえている。大学入学から体重は10キロ増えたという。

 DeNA・万永貴司2軍監督を叔父に持つ。幼い頃は「そんなすごい人だと全然わかっていなくて」と苦笑いするが「後からもっといろいろ聞いておけば良かったと思う。今は憧れの人です。同じ舞台に立ちたい」。ちなみに船曳が生まれた98年に横浜が優勝。叔父もスーパーサブとして貢献した。「優勝したことはもちろん知っています」と偉大な叔父に尊敬のまなざしを送る。

 夢のプロ入りへ、まずは「1番・中堅」の定位置確保へ全力を注ぐつもりだ。

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2019年2月15日のニュース