ソフトB松田宣 13年目のベストナイン初受賞「サードは激戦区」

[ 2018年11月27日 05:30 ]

ベストナイン発表 ( 2018年11月26日 )

笑顔でポーズする松田
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 セ、パ両リーグの今季のベストナインが26日に発表され、ソフトバンク・松田宣浩内野手(35)が三塁手部門で13年目にして初受賞した。

 「初めて獲れてうれしい。サードは激戦区で、もっと打つ選手がいる。おかわりくん(中村)、レアードらライバルがいる中で獲れたので良かった。うれしく、感激」と喜びを口にした。

 今季は4年連続で全試合に出場し、打率・248、32本塁打82打点をマーク。「打率が低いのに目が行きがちだけど、全試合に出て30本、80打点は良かった」と振り返った。前半戦は不振で苦しんだ時期もあったが、30本塁打は自身3年ぶり。15度の勝利打点をマークするなど勝負強さが光った1年だった。球団の三塁手で受賞したのは、1994年の松永浩美以来24年ぶりだ。

 ゴールデングラブ賞は7度、受賞しているが、意外にもベストナインは初。王貞治球団会長は「初めてと聞いてびっくりした。2度3度と獲れるようにチャレンジしてほしい。1年戦うには若手、ベテラン両方の力が必要」とさらなる飛躍に期待を寄せた。

 27日には東京都内で行われるNPBアワードに出席する。「初めてなので、めちゃ緊張するかも。若々しくですね。涙が出るかも」とおどけた。「(ベストナインを)一回獲れたので、2回3回と続けて獲れるように」と松田宣。まだまだ若手にレギュラーを譲るつもりはない。14年目の来シーズンも、チームの元気印として盛り上げる。

 《ギータは満票で2年連続4度目》ソフトバンク・柳田が満票で2年連続4度目のベストナインに輝いた。満票獲得は球団では2003年の井口、城島以来15年ぶりで「うれしいし、光栄」と目を丸くした。今季は首位打者、最高出塁率、ゴールデングラブ賞に続く受賞となり、「(自身初の)100打点、打率も想像以上に出せて満足している。パ・リーグの外野手は凄い選手ばかりなので、満票ということは目標達成できたかなと思う」と満足げに振り返った。

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