中日・岩瀬 功労賞とコミッショナー特別表彰を受賞 最近は「何もできない。ずっと引きこもりです」

[ 2018年11月27日 19:57 ]

コミッショナー特別表彰を受ける岩瀬(撮影・木村 揚輔)
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 プロ野球のタイトル獲得者らを表彰する「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日、都内のホテルで開かれ、今季限りで現役を引退した中日の岩瀬仁紀投手(44)が功労賞とコミッショナー特別表彰を受賞した。

 壇上に上がると「20年間、ドラゴンズの勝利のために一生懸命投げてきました。1000試合を達成しましたが結果、不本意なシーズンで引退することを決意しました。ありがとうございました」と声援を送ってくれたファンに引退の報告と感謝の言葉。

 現役最年長だった左腕は球界の後輩達に「1年でも長く野球を頑張って欲しいと思います」とエールを送った。

 引退後は「何もできない。ぽっかりと穴が空いている」と告白。その理由を「20年間、1年をどう戦うか逆算してきた。今は逆算することなくポカンと穴が空いている。いざ、辞めると代償がでかいです」とした。

 最近の生活は「予定がなければ昼まで寝て、体が痛いので出かけない。ずっと引きこもりです」と衝撃の事実を激白。「最近は行事があるので外に出ていますね」と笑った。

 今後は野球解説者として一度、外から野球を見つめ直すというが、指導者としてユニホームを着る気持ちについて「それはある」と明言。近い将来、指導者・岩瀬として野球界に戻ってくることを誓った。

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