広島・曽根 古巣ソフトB丸裸に 日本一になるためなら…情報提供へ

[ 2018年10月23日 05:30 ]

ソフトバンクの曽根
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 広島・曽根海成内野手(23)が22日、マツダスタジアムでの全体練習に参加。日本シリーズでの対戦が決まった古巣・ソフトバンクについて「敵として戦うのは不思議ですね」と笑顔で話した。

 13年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団し、今年7月にトレードで広島に加入。同期は1位・加治屋、2位・森、4位・上林、育成1位の石川と1軍の中心戦力が並ぶ。「加治屋さんも森さんも素晴らしい方。上林は野球に対して、すごく真面目」。入団当初から仲が良く、春秋のキャンプでは同期会を行っていたという。他にも甲斐など、ともに2軍で汗を流した選手も多い。「みんなスキがないんですよ」と笑うが、優位に立つための材料になるなら、知り得た“個人情報”を提供する意思はある。

 CSファイナルSは全3戦でベンチ入り。出番はなかったが、日本シリーズでは、出場のチャンスは十分にある。この日も東出打撃コーチからマンツーマンで打撃指導を受けるなど、レベルアップに努めた。「求められたところで結果を出したい」と意気込む。

 パ・リーグのCSは「同期が気になるし、応援していました」と願望通りの結果となった。鯉の一員として臨む古巣との頂上決戦。成長した姿を見せることが恩返しとなる。(桜井 克也)

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2018年10月23日のニュース