MLB公式データ分析担当証言 データで示した大谷の凄さ エ軍は“次の二刀流選手”育成プランに活用

[ 2018年10月23日 10:20 ]

「Monthly Shohei」10月編

エンゼルスの大谷
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 【「MLB.com」データ分析担当、デービット・アドラー】エンゼルス・大谷は打者として50・4%のハードヒット率(95マイル=約153キロ以上の球を打つ確率)を記録した。これは、両リーグ11位(200以上の打球を放った打者が対象)の数字だ。投手では101マイル(約163キロ)を投げ、スプリットは先発投手でトップの空振り率55・8%。投打に傑出したプレーを披露した。

 「彼のおかげでスタットキャスト(データ解析システム)に興味を持った」という話をよく聞く。数値が高いからファンは見たがるし彼の凄さを示すのに非常に有効。大谷とスタットキャストは、完璧にマッチする。

 エンゼルスは大谷の成功を受けて次の二刀流選手を育成しようと試みており、そこにデータ分析を活用している。この動きは他球団も同様だろう。

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