ソフトBがデスパ満塁弾で先勝!工藤采配ズバリ…早め継投で反撃許さず

[ 2018年10月13日 16:36 ]

パ・リーグCSファーストS第1戦   ソフトバンク8―3日本ハム ( 2018年10月13日    ヤフオクD )

<パCSファースト ソ・日1>初戦を白星で飾り喜ぶソフトバンクナイン(撮影・岡田 丈靖)
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 クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦が13日、ヤフオクドームで行われ、シーズン2位のソフトバンクが同3位の日本ハムに8―3で勝利。ファイナルステージ進出へ王手をかけた。あす14日の試合でソフトバンクが勝つか、引き分ければファイナルS進出が決まる。

 前日会見で「大胆にいくことが必要」と積極采配を宣言していた工藤監督の采配がさえわたった。今季6度の対戦で2勝4敗と苦手とする日本ハム先発・上沢に対して、1番から4番に左打者を並べ、5番には体調不良で12日の練習が別メニュー調整だったデスパイネを起用。その打線が初回から機能した。

 1点を先制された直後の初回の攻撃、先頭の上林が左翼線へ二塁打。明石が四球、中村晃が内野安打で続き、無死満塁の好機を作った。ここで、上沢に今季18打数2安打と苦しめられた4番・柳田が初球を右前へ同点適時打。続くデスパイネが右越えへ勝ち越し満塁弾を放り込んだ。

 3回までに7―1とリードを広げたが、4回に先発のミランダが連続押し出しで2失点。4点差に詰め寄られると即座に武田に継投。武田は1死満塁のピンチを無失点で切り抜けると、結局6回まで投げ、2回2/3を完ぺきリリーフ。継投がぴたりとはまった。7回以降は石川、加治屋、守護神の森とつないで逃げ切った。

 一方の日本ハムは今季チーム最多11勝を挙げた先発の上沢がまさかの3回7失点と誤算。打線もソフトバンク2番手の武田に抑え込まれ、反撃できなかった。また、8回に清宮が代打で出場し二ゴロ。史上6人目となる高卒新人野手CS出場を果たしたが、リーグ初となる安打は出なかった。

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