立大 エース田中誠の不在響く…慶大に敗れ指揮官も嘆く

[ 2018年10月13日 13:51 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第6週第1日 1回戦   立大1―4慶大 ( 2018年10月13日    神宮 )

 エース田中誠也(3年=大阪桐蔭)を肩の不調で欠く立大が苦しんでいる。早大3回戦を落とし、法大にも連敗。この日の慶大戦は4失点中、押し出し、犠飛、投手の牽制悪送球で3失点。田中誠の代役として1回戦を任された川端健斗(1年=秀岳館)が3回途中、押し出しで交代。溝口智成監督は「これまで悪くても試合中に修正できていたが、きょうは修正できないので交代させた」と先発の役目を果たせなかった。

 三番手で登板した手塚周(3年=福島)は8回2死二、三塁の場面で二塁へ牽制悪送球。打者を追い込んでいたから無理することもなかった。「チョイスは悪くないんです。でもランナーが三塁にいるのだから野手も後ろにやったらいけないし、打者を追い込んでいたからね」と指揮官も嘆く。打線は左の高橋佑樹(3年=川越東)に対し左を8人並べる配置。「左でも高橋君の投球パターンは頭に入っていますからね。もう少し粘ってほしい」と3安打1点の打線に奮起を促していた。

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2018年10月13日のニュース