中日ビシエド残留熱望 編成部入り“恩人”森監督と「一緒に」

[ 2018年10月13日 05:30 ]

打撃練習を終え、息子からドリンクの差し入れをもらうビシエド(撮影・椎名 航)
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 中日のビシエドが残留を強く訴えた。来日初のタイトルとなる首位打者、最多安打の2冠が確実な主砲は「残留したいかって?もちろんです」と来季もドラゴンズでプレーすることを熱望。

 背景にはお世話になった森監督への思いがある。15年オフ、米国に出向き、自身を日本へ導いてくれた指揮官は今季限りでの退任が決定。「森さんのおかげで日本に来られた。心地よくプレーできる環境をつくってくれた」と感謝の気持ちが強い。森監督が編成部門のトップで残ると知り「今後もまた、チームに残って一緒にできるようにしたい」と話した。

 球団も残留に向けて交渉を進めており、今季の年俸1億7000万円からの大幅アップを提示予定。条件面で大きな開きがなければ、来季も中日でプレーすることは確実な状況だ。この日、ナゴヤドームで全体練習に参加したビシエドは、13日のシーズン最終戦に向けて「ファンがたくさん来てくれるので、感謝の気持ちで打席に立ちたい」と意気込んだ。

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2018年10月13日のニュース