中日・荒木、現役最終戦で有終マルチ!盗塁は失敗も本拠ファン大歓声

[ 2018年10月13日 16:22 ]

セ・リーグ   中日―阪神 ( 2018年10月13日    ナゴヤD )

<中・神>8回、1死一塁、盗塁死する荒木(野手・板山)(撮影・成瀬 徹)
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 今季限りでの現役引退を表明した荒木雅博内野手(41)が13日、ナゴヤドームで行われたシーズン最終戦の阪神戦に「1番・二塁」でスタメン出場した。

 前売り券が即日完売し、超満員となったナゴヤドーム。荒木は初回裏の第1打席で中日ファンの大歓声を受け打席に向かった。スタンドには荒木の背番「2」が記されたボードを掲げるファンが歓声を送ると、阪神先発・竹安の5球目をとらえて通算2044安打となる右前打。拍手と歓声に包まれた。3回の第2打席は1死一塁の場面で遊ゴロに倒れた。

 6回の第3打席は右飛も、迎えた8回の第4打席にこの日2本目、通算2045安打となる右前打を放った。通算379個目の盗塁が期待される中、次打者・堂上の4球目にスタート。惜しくもタッチアウトで盗塁失敗となったが、ファンの歓声を浴びながら笑顔でベンチに戻った。

 試合は2―2で延長戦に突入。1点勝ち越しされた11回の第5打席は三ゴロで現役最終打席を終えた。

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