金足農、逆転サヨナラで34年ぶり4強!9回2ランスクイズ成功 吉田4戦連続2桁K報われた

[ 2018年8月18日 17:45 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第14日・準々決勝   金足農3―2近江 ( 2018年8月18日    甲子園 )

<近江・金足農>9回裏無死満塁、斎藤の逆転サヨナラ2ランスクイズで吉田(中央)らナインは大喜び(撮影・岩崎 哲也)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会第14日は18日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、第4試合は金足農(秋田)が3―2で近江(滋賀)に逆転サヨナラ勝ち。84年以来34年ぶりの4強進出を決めた。今秋ドラフト1位候補の金足農のエース・吉田(3年)は10三振を奪い、4試合連続2桁奪三振の快投。近江打線を2失点に抑え、チームの逆転を呼び込んだ。

 金足農は1点をリードされた5回、1死から1番・菅原(3年)が中三塁打で出塁すると、1死三塁で佐々木(3年)がスクイズを決め、同点。その直後の6回に再びリードを許したが、1点ビハインドの9回、打線がエース吉田の粘投に応えた。

 9回、無死から6番・高橋(3年)、7番・菊地彪(3年)が連打と四球で無死満塁。思わぬ大チャンスに9番・斎藤(3年)がスクイズを決め、同点。1塁への送球の間に、二塁走者も返り、見事に逆転した。

 近江は4回、無死から相手エラーで出塁すると、犠打などで2死二塁とすると、6番・炭谷(2年)の右適時二塁打で先制。5回に同点とされるも、その直後の6回、無死から2番・土田(1年)が左二塁打で出塁。バントでつなぎ1死三塁で、今大会絶好調の4番・北村(3年)が(決勝点となる)左前適時打を放ち、再びリードするも、1点を守り切ることはできず。準優勝した01年以来17年ぶりのベスト4進出を逃した。

 金足農は20日に行われる準決勝で日大三(西東京)と対戦する。

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