仲間がつないでくれたから…日大三・日置、執念の勝ち越し打「どんな形でも1点を」

[ 2018年8月18日 17:09 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第14日・準々決勝   日大三3―2下関国際 ( 2018年8月18日    甲子園 )

<日大三・下関国際>8回2死三塁、勝ち越しの一塁内野安打を放ち、吠える日大三・日置(撮影・近藤 大暉)
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 日大三が4強入りを決めた。下関国際(山口)のエース右腕・鶴田に7回まで1安打に抑えられる苦しい展開だったが、8回に打線が爆発し、逆転勝ちした。

 2点を追う8回。先頭の7番・佐藤コビィ内野手(3年)が中前打を放つと、続く8番・柳沢真平外野手(3年)が右翼線二塁打で無死二、三塁とし代打の高木翔己(3年)が2点中前適時打で同点に追いついた。その後、犠打と内野ゴロで2死三塁から、3番・日置航内野手(3年)が一塁手のグローブを弾く強いライナーを放ち逆転に成功した。日置は「みんながつないでくれたから、どんな形でも1点を取りたかった。最後まで食らいついてよかった」と振り返った。

 小倉全由監督は「よくあそこで選手がつないでくれた。ここまでやってくれるとは思わなかった」と興奮気味に話した。

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2018年8月18日のニュース