高知商25年ぶり3回戦進出 またも打線爆発 2試合で計28安打26点

[ 2018年8月12日 19:23 ]

<慶応・高知商>2回1死一、三塁、左線へ勝ち越しの適時二塁打を放つ高知商・西村(撮影・近藤 大暉)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会第8日は10日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第4試合では高知商(高知)が慶応(北神奈川)に12―6で勝って93年以来25年ぶりの3回戦進出を決めた。

 高知商は16安打を放って山梨学院(山梨)に14―12で打ち勝った1回戦に続いて12安打12得点と打線が爆発、2試合計28安打26得点となった。1回戦で中越(新潟)にサヨナラ勝ちした慶応だったが、10年ぶりの夏2勝はならなかった。

 高知商は1―2で迎えた2回、四球や振り逃げなどでチャンスを築き、まずは敵失で同点とすると、結局打者11人で4安打を集中して一挙7得点。4回にも打者8人で4安打を集中して4点加えて圧勝した。

 慶応は1点を先制された直後の初回に5安打集中で2点を入れて逆転したが、エース左腕・生井が3回1/3で9安打12失点(自責5)KO。2回だけで内外野に3つの失策が出るなど守備も乱れ、5回に下山の右越え本塁打で2点、9回に代打攻勢で2点を返したが及ばず。4回途中からロングリリーフとなった2番手左腕・渡部は5回2/3を3安打無四球無失点と好投して意地を見せた。

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2018年8月12日のニュース