広島・中崎 痛恨被弾 大瀬良7回2死までノーヒッター快投も13勝スルリ

[ 2018年8月12日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2―2巨人 ( 2018年8月11日    マツダ )

<広・巨>9回2死、陽(手前)に同点ソロを浴び、ガックリと肩を落とす中崎(撮影・北條 貴史)
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 広島の優勝マジック点灯は、またも持ち越しになった。11日の巨人戦。2―1の9回2死無走者から抑えの中崎が陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)に同点被弾。延長戦の好機を生かせず、緒方監督は「勝ちきれなかったのは悔しいけど、負けなかったのが大きい。連戦が続く中で、明日もしっかり戦うだけ」と淡々と振り返った。

 今季2度目の引き分けで光ったのは大瀬良の快投だった。7回2死まで許した走者は1四球だけ。快挙達成へ周囲の期待が高まる中、岡本に左翼線二塁打を浴びて無安打投球は止まった。

 「記録は全く。いつか1本出るだろう…と思っていたので、気にならなかった。今日は菅野さんを意識することなく、試合に入ることができた」

 悔やんだのは8回に失点し、1死二塁を残して降板したことだ。「8回を抑えられたらよかった。もっと何とかできたかな…と。反省するところは反省し、次の登板に生かしていきたい」。手中にしかけた13勝目も目前で逃し、気持ちを切り替えた。

 ≪M点灯条件≫この日の結果、広島のマジック点灯は12日以降に持ち越し。12日の点灯条件は、広島が巨人に○か△で、阪神がDeNAに●ならM33が出る。

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