浦和学院が仙台育英にリベンジ 4投手で完封リレー「5年前は小島1人に悲しい思いをさせた」

[ 2018年8月12日 13:29 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第8日2回戦   浦和学院9―0仙台育英 ( 2018年8月12日    甲子園 )

<仙台育英・浦和学院>力投する浦和学院の先発・渡辺(撮影・近藤大暉)
Photo By スポニチ

 第100回全国高校野球選手権大会第8日は12日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第2試合は出場全56校で最後の登場となった浦和学院(南埼玉)と仙台育英(宮城)が対戦。浦和学院が9―0で勝利し、6年ぶりの夏1勝をあげた。

 13年夏の1回戦、10―11でサヨナラ負けを喫した仙台育英を相手に完勝でリベンジを果たした。先発の1メートル90の長身右腕・渡辺が6回3安打無失点の好投。7回からは左腕・永島、1年生投手の美又、背番号1を背負う河北と細かくつないで無失点リレーを完成させた。

 5年前はエース小島が1人で182球を投げた。森士監督は「予選から投手リレーで勝ち上がってきたので、今日もそれでいこうと決めていました。5年前は小島1人に悲しい思いをさせてしまった。真価が問われると思ったので継投で臨みました」と圧巻の投球を続ける渡辺をわずか90球で降板させた。

 チームに勝利を呼び込んだ渡辺は「ストレートがいつもより良かった」と自己最速タイとなる149キロの直球で打者を圧倒した。あと1キロと迫る大台については「狙ってではなくて、勝つ投球をしている中で出せればいいかなと思います」と意欲を見せた。

続きを表示

2018年8月12日のニュース