大阪桐蔭大敗 中京大中京の変則左腕がドラ1候補の根尾らから4者連続K

[ 2018年6月10日 13:15 ]

愛知県高校野球 招待試合   中京大中京12―4大阪桐蔭 ( 2018年6月10日    岡崎市民球場 )

<中京大中京・大阪桐蔭>好投する中京大中京の2年生左腕・板倉
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 中京大中京が大阪桐蔭を上回る17安打12得点の猛攻で勝利を収めた。打線に流れを呼び込んだのは、2番手で4回途中から登板した変則サイドの左腕・板倉駆(かける)投手(2年)だ。

 見せ場は6回2死満塁の場面だ。今秋ドラフト1位候補に挙がる藤原恭大外野手(3年)を威力のある外角直球で空振り三振に仕留めた。続く7回は先頭で打席に入った今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)を見逃し三振に封じるなど圧巻の4者連続K。8回も2死満塁のピンチを招いたが、外の変化球で再び藤原を中飛に仕留めた。気迫を込めた投球で今春選抜王者の前に立ちはだかった。

 今春の県大会は2回戦で公立校の西春にコールド負けを喫した中京大中京だが、背番号11の好投は夏に向けた大きな収穫だ。

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2018年6月10日のニュース