ロッテ史上初2戦連続失策サヨナラ負け 延長12回に中村悪送球

[ 2018年6月10日 05:30 ]

交流戦   ロッテ2―3阪神 ( 2018年6月9日    甲子園 )

延長12回、山崎の遊ゴロで併殺かと思われたが、二塁からの送球がそれてサヨナラに(撮影・大森 寛明)
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 ロッテにとって悪夢が繰り返された。9回に2番・藤岡裕からの4連打で2点差を追いつき、2―2の延長12回1死一、二塁。阪神の代打・山崎の打球は併殺コースの遊ゴロだった。藤岡裕から二塁へ素早く転送されたが中村の一塁送球が右へそれ、決勝点の走者が生還した。

 7日の中日戦(ナゴヤドーム)は延長10回に藤岡裕の悪送球でサヨナラ負けしており、プロ野球史上初となる2試合連続失策によるサヨナラ負けの屈辱だった。「(7日と)同じ形になった。投手陣は頑張っていた。(野手は)最後まで守り勝たないといけないのに」と井口監督の言葉に悔しさがにじんだ。

 チームは5割復帰目前から連敗し、借金は3。交流戦も5勝5敗と勢いに乗れない。 (福浦 健太郎)

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2018年6月10日のニュース