ハム中田14号も空砲 惜敗に「粘って負けるのが一番悔しい」

[ 2018年6月10日 05:30 ]

交流戦   日本ハム3―4DeNA ( 2018年6月9日    横浜 )

6回無死、左越えソロを放つ中田(撮影・島崎忠彦)
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 日本ハム・中田の14号ソロも空砲に終わった。DeNA戦の2点を追う6回、先頭の近藤が左腕・浜口から右中間へ反撃のソロ。続く中田も「あの回は追い上げムードで、いい流れに乗れた」と低めのカーブをタメて左翼へ一時は同点とする豪快な一発を放った。しかし、試合は7回に1点を勝ち越されて2連敗。「粘って負けるのが一番悔しい」と唇をかみしめた。

 本塁打数はこれでソフトバンク・柳田に並ぶリーグ2位タイ。昨季は打率・216、16本塁打、67打点と屈辱のシーズンとなったが、ここまでシーズン35発ペースだ。15年の自己最多30本塁打を上回るペース。ただ、今季から主将に就任し、チームのためにフル回転する大砲は「打撃陣と投手陣がかみ合うようにやっていきたい」とチームの勝利だけを追い求める。3本塁打が飛び出しながら敗れた栗山監督も「一発も大事だけど、結果が全て。何とか勝たせてあげたかった」と悔しそうだった。 (東尾 洋樹)

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2018年6月10日のニュース