ヤクルト中継ぎ零封リレーが延長勝利呼んだ 松岡647日ぶり勝利「クビがかかっているので」

[ 2018年5月12日 20:11 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―5DeNA ( 2018年5月12日    横浜 )

<D・ヤ>延長2イニングを抑えて勝ち投手となった松岡(左)を中村がねぎらう
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 ヤクルトは中継ぎ陣が踏ん張って延長戦を制し、2連勝を飾った。

 先発・由規が4途中5失点で降板するも、小川監督が「よく頑張ってくれた」と評価した2番手以降の風張、秋吉、中尾、近藤、石山、松岡が無失点で延長11回を投げ抜いた。

 11回に青木の押し出し四球で6―5とし、10回からの2イニングを無失点に封じたベテラン松岡が16年8月3日の広島戦以来、647日ぶりの勝利。

 敵地で受けたヒーローインタビューでは「やっぱり歳を取って、余計、自分にプレッシャーのかかる場面で抑えられたことがすごく気持ちいいです。(1点も与えられない緊迫した場面だったが)クビがかかっているので、差し出すものは差し出して、いくしかないという気持ちで行きました。最近みんな(中継ぎ)が頑張っているんで、自分が中継ぎで一番年上。自分が引っ張っていく気持ちで頑張りたい。打撃が粘ってくれているので、ピッチャーがなんとかしてという気持ちがみんなあるので、今の結果が出ていると思う」とリリーフ陣の思いを代弁。あと19試合に迫る自身の500試合登板にも「試合は多いので一つずつなので。一気には増えない。地道に目立たないようにしていきたい」。人柄のにじみ出るインタビューで、喝采を浴びていた。

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2018年5月12日のニュース