大阪桐蔭 公立校・寝屋川に大苦戦 西谷監督「クレバーな投手でした」

[ 2018年5月12日 14:19 ]

春季大阪大会準々決勝   大阪桐蔭5―4寝屋川 ( 2018年5月12日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<大阪大会準々決勝 寝屋川・大阪桐蔭>ベンチで険しい表情の大阪桐蔭・西谷監督(右)
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 今春の選抜大会で史上3校目の連覇を達成した大阪桐蔭が苦しみながらも4強入りを決めた。1点を追う9回2死二塁から3番・中川卓也主将(3年)が二ゴロを放ったが、これを二塁手が失策し、同点に。なお続く2死一塁の場面で、今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)が左越えへサヨナラ二塁打を放った。

 寝屋川の先発・藤原涼太投手(3年)に最後まで苦しめられた一戦。西谷浩一監督は「球の出し入れが素晴らしかった。クレバーな投手」と舌を巻いた。指揮官が何よりも感心したのは、試合に臨む姿勢だったという。「ベンチでも休まず、キャッチボールをしていた。集中力を切らさなかったですね」。サヨナラ打を放った根尾も2三振を喫したとあって「緩急が素晴らしかった。いい投手でした」と称えていた。

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2018年5月12日のニュース