ヤクルト　ブキャナン　２９歳誕生日は白星で飾る「すばらしい一日」

セ・リーグ   ヤクルト７―３ＤｅＮＡ （ 2018年5月12日    横浜 ）

４勝目のブキャナン（中央）は小川監督（左）とハイタッチをかわす
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　燕の優良助っ人が２９歳のバースデーを白星で飾った。先発したブキャナンが７回途中３失点の粘投で今季４勝目。「高めに浮いてしまった」と反省したが、５回までは走者を出しながらも要所を締めて無失点。６回、ソトにソロを浴びると、４―１の７回２死一塁、ソトに左前へ２点適時打を浴びて１点差に迫られたが、中尾らリリーフ陣の好救援で逃げ切った。

　前回４日の広島戦（神宮）では９回を５安打に封じて今季初完封で３勝目を挙げていた右腕。防御率も１・７８とリーグトップを維持した。

　この日は自身２９歳の誕生日。ヒーローインタビューでは「とてもいい一日だった。たくさんのファンの応援と、守備のすばらしいプレー。点数を取ってくれた。すばらしい一日だった。（打席では）オトウサンニ、バースデーソング、アリガトウゴザイマシタ！」とファン、仲間に感謝。

ロッカー前では報道陣の用意したバースデーケーキのイチゴを第１子を妊娠中のアシュリー夫人にアーンしてもらい、満面の笑みを浮かべた。「奥さんがおいしいレストランを探してくれたから、二人で食べに行くよ」。心優しき右腕は、愛妻と手をつないで球場を後にした。