イチロー、コーチでのベンチ入りは持ち越し　タイガース戦が中止

ファンの要望に応えてサインするイチロー
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　マリナーズのイチロー会長付特別補佐（４４）が１１日（日本時間１２日）にコーチ役としてベンチ入りする予定だった敵地デトロイト、コメリカ・パークでのタイガース戦が悪天候のため中止となり、１２日（同１３日）のタイガースとのダブルヘッダーに持ち越しとなった。

　この日、イチローは通常より３０分ほど早く球場入りし、外野でキャッチボールや遠投、ランニングをこなし、その後、室内で打撃練習に取り組むなどした。

　イチローのベンチ入りは、スコット・サービス監督が長女の卒業式に出席するためチームを離れ、ベンチ入り可能な首脳陣の枠が空くための措置。マニー・アクタ・ベンチコーチが監督代行を務めるため、イチローはベンチコーチの役割を担うとみられる。

　イチローは自身の役割について「ラインアップ・カード（スタメン表）くらいは書くかもしれないけど、それ以外は分からないです」と話していた。