イチローとマリナーズの交渉は大詰め 1年契約で合意か

[ 2018年3月6日 10:51 ]

マリナーズ復帰濃厚となったイチロー
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 大リーグのマーリンズからFAとなっていたイチロー外野手(44)が、2001年から12年途中まで在籍していた古巣マリナーズに復帰する可能性が出てきた。USAトゥデーが最初に「メジャー契約(1年)で合意間近」と報じ、スポーツ専門局のESPNなどの各メディアもそのニュースを大きく伝えている。

 マリナーズは昨季に打率・275、11本塁打をマークしていたベン・ギャメル外野手(25)が前週の打撃練習中にわき腹(腹斜筋)を痛め、当初は軽症と思われていたが、精密検査の結果、復帰まで4〜6週間かかると診断されてキャンプから離脱。開幕登録は絶望となった。

 ESPNによれば、キューバ出身の外野手で昨季打率・249、6本塁打を記録していたギジェルモ・エレディア(27)も肩の手術を受けたためにまだ回復途中。外野陣の層がかなり薄くなっていた。

 マーリンズはイチローとの間に設定されていた今季年俸200万ドル(約2億1200万円)のオプション契約を放棄し、50万ドル(約5300万円)を支払っての早期解約という形で契約を解除。マリナーズとの契約が合意に達すると、イチローは2012年7月以来の古巣復帰となる。

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