西武ドラ1斉藤大、開幕ローテ浮上 先発左腕不足で今月中旬にもテスト

[ 2018年3月6日 09:16 ]

西武・斉藤大
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 ドラフト1位左腕が開幕ローテ入りに急浮上だ。西武・辻監督が斉藤大(明大)を、今月中旬にも先発テストさせるプランを示した。キャンプ終盤から中継ぎ起用が続いたが、先発左腕不足を補う一手になる。

 「どこかで先発で投げさせることになると思う。いろいろなオプションを考えておかないと」。昨年日本一のソフトバンクと今季初対決を控え、完全休養日だった辻監督は新たなプランを口にした。

 2月のキャンプ中盤には「いきなり先発はできないでしょう。中継ぎで適性を見る」としていた。ここまで紅白戦を含め実戦4試合で中継ぎ登板し、8回を2失点。「まっスラ」と呼ばれる右打者の内角へ有効な球質などで評価が上昇中だ。チームはエース菊池の他に先発左腕が不在で、救援左腕の武隈の先発テストも実施した。

 斉藤大は「まだ何も言われていない。与えられたところでしっかり結果を出すだけです」と話し、どんな形でも開幕1軍を勝ち取る意欲を見せた。(春川 英樹)

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2018年3月6日のニュース