牧田、収穫の実戦2戦目“大胆シフト”経験「日本ではまずない」

[ 2018年3月6日 05:30 ]

オープン戦   パドレス4―12アスレチックス ( 2018年3月4日    ビオリア )

アスレチックスとのオープン戦で5回に登板したパドレス・牧田
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 パドレスの牧田はアスレチックス戦の5回から登板し、わずか6球で1回無安打無失点に抑えた。実戦2戦目で持ち味を発揮したが「収穫は投球の内容というよりも野手の守備位置を初体験できた。日本ではまずない」とメジャーの大胆な守備シフトを体験できたことを収穫に挙げた。

 2死走者なしで、昨季25本塁打の左打者・ジョイスを迎えると三塁手・ヘドリーが二塁ベース付近に大移動。三遊間には誰もいなくなった。「投げようと思ったら(ヘドリーに)“マキ!”と呼ばれて“えっ何でそこにいんの?”って」と笑ったが、マウンドでは冷静だった。3球目の外角に沈むシュートでゴロを打たせ、そのヘドリーが二塁の定位置で処理。牧田は「データ通りか分からないけど米国らしいと思った」と笑顔で振り返った。

 球数が少なかったため、降板後は再度ブルペン入りし、セットポジションでの投球練習を確認。アンディ・グリーン監督は「簡単にアウトを取っていた。次はもっと良くなる」と称賛。次回は7日(日本時間8日)か8日(同9日)の予定だ。 (柳原 直之)

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2018年3月6日のニュース