【巨人秋季キャンプ】岡本、三塁に再コンバート 村田戦力外で「逃げ道」なし

[ 2017年11月18日 09:15 ]

ロングティーで汗を流す巨人・岡本
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 来季が勝負の4年目。巨人・岡本はこの秋、外野から三塁に再コンバートされた。「1球を捉えることを課題にしている。練習がキツいとは思わない」。1500スイングが課せられている地獄の宮崎秋季キャンプでも威勢がいい。

 第1クールの4日には、高橋監督から直接指導を受けた。打者に大切な「間」の取り方だ。投手寄りの左足でタイミングを取ると、前に突っ込む。「後ろ足で間を取ることを教わりました」。未来の4番候補に指揮官の期待も大きい。

 このオフ、正三塁手の村田が戦力外となった。球団は36歳のFA戦士を退団させ、若手から「逃げ道」を奪った。昨季は村田と三塁を争い、ポジションを勝ち取れなかった。今季は外野に回り「7番・左翼」で開幕スタメン出場したが、15試合の出場に終わった。来季こそ。

 17日のロングティーでは、サンマリン宮崎の左翼にドデカい打球を運び続けた。「今やっていることが来年につながるように。本当に結果を出すのは、来年のシーズン」。天性の「飛ばす能力」に磨きをかけている。(記者コラム・神田 佑)

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2017年11月18日のニュース