逆転2ランの西川、菊池の美技に感嘆「やっぱ、さすがやなと」

[ 2017年8月29日 21:38 ]

セ・リーグ     広島2―1巨人 ( 2017年8月29日    東京D )

5回1死一塁西川は2ランを打ち岩本(左)の出迎えを受ける
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西川のひと振りで白星をたぐり寄せ、広島の連覇へ向けた優勝マジックは1つ減って「18」となった。

 「7番・三塁」で先発した西川は0―1で迎えた5回、1死から四球出塁の岩本を一塁に置いて打席へ。「最近打ってへんかったんで、きょうは何とか打ちたいって気持ちで入った」という打席で、それまでチームが1安打に抑えられていた巨人先発・マイコラスから起死回生の右越え4号逆転2ラン。5回の攻撃に入る前にはベンチ前で円陣が組まれ、「速い球に合わせていこうってことで。狙った通りいった」と1ボールからの2球目、真ん中直球を叩いての一撃に「ストライクゾーンに入ったら積極的にいこうと思っていた。打てて良かった」と声を弾ませた。

 1点を争う緊迫した展開の中、8回に二塁手の菊池が代打・脇谷の右前へ抜けそうな当たりを美技で止め、確実な送球でアウトにするなど再三の好プレーで投手を盛り立てた。「やっぱ、さすがやなと思いました」と同じ内野手として感心するように話した西川。「まずは目の前の1戦1戦をしっかり戦って優勝できればと思います」と意気込んだ。

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2017年8月29日のニュース