“強打の捕手”高校日本代表・中村 一塁テスト 内野経験ほぼなし

[ 2017年8月29日 05:46 ]

一塁の捕球練習を行った中村
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 国内での最終練習で、高校日本代表・中村(広陵)が一塁手としてテストされた。

 高校通算44発のスラッガーは26日の合流から練習試合でDHや本職の捕手を務めてきたが、この日は初めて一塁を守った。小枝監督は「やれることはみんなやろうと。フル稼働ということです」と説明した。

 中村は小学1年から野球を始め、内野経験はほぼない。ただ、通算52本塁打を誇るもう一人の捕手・古賀がマスクをかぶるケースも想定。ここまで一塁手は清宮と安田が併用されてきたが、中村が一塁を守った場合は、DHに清宮、三塁に安田が入ることで攻撃のバリエーションも増す。

 甲子園決勝に進出した清水とともに遅れての合流となったが、空港ではチームメートと談笑するなどリラックス。夏の甲子園で大会新の6発をマークした中村も、チームになじんだ様子だった。

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