選手会 巨人に抗議 山口俊の処分「重すぎる」

[ 2017年8月29日 05:30 ]

巨人の山口俊
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 日本プロ野球選手会(楽天・嶋基宏会長)は28日、巨人・山口俊投手(30)が都内の病院で男性警備員を負傷させたなどとして今季終了までの出場停止と罰金、減俸を科されたことに対し、処分が「不当に重い」として巨人に抗議、再検討を求めたと発表した。

 今回は逮捕事案ではなく被害者と示談が成立しており、前例に照らしても総額1億円以上の罰金、減俸は「重すぎる」と主張。また、球団が契約解除をちらつかせて複数年契約の見直しを迫り、契約見直しで数億円の金銭的なペナルティーを与えたとしている。契約期間は単年など短くなったとみられるが、選手会側は「深刻な問題。看過できない」と独占禁止法で禁止される優越的地位の乱用に当たると抗議している。

 これに対して読売巨人軍広報部は「処分は妥当と考えています」とコメント。選手会の主張は要請書として熊崎勝彦コミッショナーにも届けられ、同コミッショナーは「真摯(しんし)に受け止め実行委員会に報告する」と話した。

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2017年8月29日のニュース