楽天・池山コーチ「あれば指摘したい」“反則投球”雄星揺さぶる

[ 2017年8月29日 05:41 ]

フォームを確認しながらキャッチボールをする菊池
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 最近12戦で1勝11敗と苦しむ楽天がなりふり構わず、天敵を精神面で揺さぶる。下から1・5ゲーム差に迫る西武との3連戦。勝敗によっては今季初めて3位転落の危機となる大一番。最大の壁は昨季から8連敗中で、31日の先発が予想される左腕・菊池だ。

 ただ、菊池は2試合連続で2段モーションによる反則投球の宣告を受け、24日のソフトバンク戦では大きく崩れた。新フォームに改造中だがフィットするかは不透明で、池山チーフコーチは「不正な投球があれば、指摘したい」とベンチからも注視し「打倒・雄星」へ声を上げる考えだ。

 打線の奮起も鍵を握る。今季、菊池との対戦ではペゲーロが打率・333と高打率。池山コーチは「左打者の中堅から左への打撃が鍵になる」とポイントを明かす。7月に左肩を痛め離脱していた左打者の岡島も復帰する見通しで、セオリー無視の左対左に活路を見いだす。 (黒野 有仁)

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2017年8月29日のニュース