【西東京】早実・清宮に聞く「最後、よかったなと言えるよう…」

[ 2017年7月31日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権西東京大会決勝   早実2―6東海大菅生 ( 2017年7月30日    神宮 )

<早実・東海大菅生>試合後、会見で涙を流す早実・清宮
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 【早実・清宮と一問一答】

 ――試合終了の瞬間は。

 「悔しい。今までずっと最後に逆転してきた。打ってくれると信じていた」

 ――8回(の右前打)が最後の打席。

 「最後とも思ってなかったし、いつも通り次につなぐ気持ちで打席に入った」

 ――早実で過ごした期間を思い返すと。

 「ここでしか味わえないことがたくさんあった。人間的にも野球の技術的にも自分を成長させてくれた2年半だった」

 ――高校生活で追い求めたものは。

 「甲子園に出て勝つことを目標にしてきたが、いま思えば友情やチームをつくる過程が本当に追い求めるところだった」

 ――大切にしてきた言葉は。

 「(スローガンの)“GoGoGo”という言葉は練習の時でもチームをまとめる上でも自分を鼓舞してくれたし、チームも鼓舞できた。自分でいうのもなんですけど、いい言葉をつくったと思う」

 ――3年間で一番つらかったことは。

 「やっぱり負けたとき。そこから学ぶものもたくさんあった。つらかったけど、今の自分には必要不可欠だった」

 ――今後はどんな選手を目指す。

 「自分のスタイルを変えず、自分の思うままにやっていきたい」

 ――進路は。

 「どこにいくにしろ、さらにレベルが高くなるし、高校野球よりもっと長い間野球をやることになるので、ここがマックスじゃない。まだまだ人生は長い。最後、よかったなと言えるような今日の負けにしたい」

 ――思い出に残っている本塁打は。

 「(最後は笑って)多すぎて分からないです」

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