ハム中島 2287打席目プロ1号 2000打席以上は史上初

[ 2017年7月31日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム3―4ソフトバンク ( 2017年7月30日    ヤフオクドーム )

<ソ・日>6回無死、本塁打を放った中島はナインの出迎えを受ける
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 プロ9年目の日本ハム・中島がデビューから2287打席目で初本塁打を記録した。6回先頭でソフトバンク・武田の内角直球を右翼テラス席にライナーで運び「素直にうれしい。(福岡は)地元でいろいろな人も見に来てくれている。(人生で)柵を越えたことはなかった」と喜んだ。

 ロッテ・岡田が現在もデビューから2483打席で本塁打がない。「2位」だった中島は史上初の2000打席以上での初本塁打を放った。昨季は両リーグ最多759ファウルを放つなど投球を手元まで引き付けて粘る打撃が売りも、今季は打率1割台に低迷。フォームなど試行錯誤を続けている状況で、めったに見せない「引っ張り」を披露した。

 「自信につながればいい」と栗山監督。打線が低調なチームは連敗で借金26。暗い話題ばかりの中で、中島が「快音」を響かせた。 (山田 忠範)

 ≪2000打席以上は史上初≫中島(日)がプロ初アーチ。2287打席目での1号は1566打席目で記録した村松(ダ)を抜いて史上最も遅い本塁打となった。なお、岡田(ロ)はプロ初打席から2483打席ノーアーチを継続している。ちなみに通算2000打席以上で1本塁打以下は岡田、中島、日下(近鉄)の3人しかいない。

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2017年7月31日のニュース