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立大 59年ぶり決勝 マメつぶれても…田中誠「魂込めて投げた」

全日本大学野球選手権第5日・準決勝   立大1―0東海大北海道 ( 2017年6月10日    神宮 )

<立大・東海大北海道>7回2/3を無失点に抑え、立大を決勝に導いた立大・田中誠
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 準決勝が行われ、立大が59年ぶり、国際武道大が初の決勝進出を決めた。立大は田中誠也投手(2年)が7回2/3を無失点。中川颯投手(1年)とのリレーで初回の1点を守り、東海大北海道を下した。国際武道大は延長戦で上武大を破った。決勝は11日午後1時から行われる。

 ゲームセットを迎えると、立大・田中誠は一目散にリリーフの中川のもとへ駆け寄った。もう、左手の痛みなど忘れていた。「大事な試合で先発させてもらった。途中、マメが裂けて情けない投球になったが、テンポ良く投げられた」と満面に笑みを浮かべた。

 2失点完投した7日の2回戦・富士大戦で左手中指にできたマメがつぶれた。まだ小さかった傷が、5回の投球中に「ぱっくりいっちゃった」。リードは初回に相手の失策で挙げた1点しかない。窮地で真骨頂を見せた。

 直球の球速は120キロ台後半まで落ちたが「タイミングをずらすことを考えた」。投球のテンポを速めたり、間を長く取ったり工夫した。大阪桐蔭2年夏に甲子園優勝に貢献した経験値を生かし、7回2/3を無失点。「大きな試合をミスなく進めることを高校時代に学んだ」と胸を張った。

 帽子のひさしの裏には達筆な中川に書き入れてもらった「魂」の文字。「文字通り、魂込めて投げた。明日も放るつもり。マメとかはどうでもいい」と決勝の先発にも名乗りを上げた。初出場した53年、長嶋茂雄を擁した57年、さらに58年と決勝は過去3戦全勝。溝口智成監督は「日本一のチャンスはそうない。意気に感じて頑張りたい」と視線を鋭くした。(松井 いつき)

[ 2017年6月11日 05:30 ]

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